2010年10月4日月曜日

3次元活用

狭い敷地にガレージを造るには、ビルトインガレージ+2~3階建てにするか、または建物そのものを小さくする2パターンがすぐに思い付きますが、敷地が前面道路よりも2m程高い場合は法面を掘り込んでガレージとして活用する方法があります。

今回紹介する家は、この掘り込み式ガレージのある家。

正確には、コンクリート製ガレージの上に庭がある家といった方が正しいかも知れません。

敷地は道の突き当たりにあるのでゆっくりと車庫入れができます。
ガレージは普通乗用車を格納するだけのスペースが確保されており、手動ですが金属製のシャッターを閉めることができます。

セキュリティも万全ですね。



車好きにとって、愛車が雨風に晒されないのは嬉しいものですが、実は一番心配なのは悪戯。

そのほか、子供にボールをぶつけられたり、ネコの寝床になったりと、悪意は無いけれど勘弁して欲しいことが多々あります。

そういった災難から守ってくれる頼もしいシャッター。

車をバラして動けなくなった状態でもシャッターさえ閉めれば作業の一時中断が簡単にできることもとっても嬉しいんです。

そんな掘り込み式ガレージなんですが、残念なことに幹線道路からのアプローチが狭いです。

この日の取材はルノーカングーで行きましたが、全長4mちょい、全幅1.7m弱、最小回転半径5.2mではさほど苦労することなく辿り着きました。

慣れればなんてことは無いのでしょうが、やはり横幅の広い車や取り回し性の悪い車は難儀すると思います。

むしろ割り切ってバイクガレージとして利用する手もありますね。

車は近隣に3,000円/月で借りられるパーキングがあります。

バイクと車、この掘り込み式ガレージに何が入ってるかで、ご主人と奥様の力関係が判るかも。


※本物件は成約済みです

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